朝日新聞大阪本社版火曜夕刊の連載コラム「味な人」執筆陣の一翼を担うライターの井上理津子さんが、最新刊『いまどきの納骨堂 変わりゆく供養とお墓のカタチ』(小学館)を出版=写真。刊行記念トーク「いまどきのお墓と終活について語ろう」が12月2日(日)19時から、大阪の梅田 蔦屋書店(ルクア イーレ9F)で開かれる。
トークは筆者の井上さんのほか、2人が登場する豪華版。出演者はアートから終活までお寺でのイベントを多数手がけ、夫婦墓・個人墓なども早くから作ってきた、お坊さん業界のオピニオンリーダー、應典院の秋田光彦住職と、『こわいもの知らずの病理学講義』(晶文社)が大ヒットし、まもなく第2弾も上梓する大阪大学大学院・医学系研究科教授の仲野徹先生。仲野先生はノンフィクションサイトHONZメンバーとしても知られている。
刊行記念トークについて井上さんは「お二人とも、呑みの席は何度かご一緒したことありますが、マジの話は初めて。お墓は時代を写す鑑だから、お墓やお寺、エンディングの話だけにとどまらず、きっと社会学方面にまで話が広がるのではと予感しています。引き出しをたくさんお持ちのお二人と、どんな展開になるか、全く読めませんが、ぜひ、たくさんの人に聞いていただければと思います」と話す。
井上さんの今回の本は、小学館の女性雑誌「女性セブン」で大きな反響を呼んだ連載をもとに、大幅に加筆訂正したもの。社会問題となっている「墓じまい」「改葬」への密着や、納骨堂と同様、注目を集めている散骨や樹木葬なども取材。「お墓、どうしよう?」「お墓、どこにしよう?」と悩む人たちの解決の一助になるようにとの思いも込めて取り組んできたという。
参加申し込みは、下記のWEBサイトから。
http://real.tsite.jp/umeda/event/2018/11/post-651.html
オンラインストアでの受付は 2018年12月1日(土)まで(定員に達し次第、終了)